大河剧主角:西乡隆盛是何许人也?
沪江2017-01-17 15:59
2018年の大河ドラマは『西郷どん』である。主演は鈴木亮平で、NHK大河ドラマにとっては3年ぶりの「幕末・明治期」となる。
2018年的大河剧为《西乡殿》,由铃木亮平担任主演。对NHK大河剧来说,这是时隔3年,再次选取“幕末、明治时期”这一时代背景。
西郷隆盛は、現代日本人の間でも非常に人気が高い。
西乡隆盛在现代日本人心中依旧颇有声望。
明治政府に対してクーデターを起こし、しかも失敗したのだから普通は「悪役」になっているはず。だが、西郷の場合は今も昔も「義の人」として知られている。明治政府も、彼をブラックプロパガンダにより貶めようとはしなかった。
西乡隆盛为对抗明治政府发动政变,并以失败告终,通常情况下这应该是个反派角色。然而,无论过去还是如今,西乡都以“大义之人”之称被广为传颂。即便是明治政府,也从未以黑色宣传贬低过他。
注:西乡隆盛(1828~1877),日本江户时代末期萨摩藩武士、军人、政治家,和木户孝允,大久保利通并称"维新三杰",在近代日本缔造者有着中举足轻重的地位。前期一直从事倒幕运动,明治维新成功后鼓吹并支持对外侵略扩张,因坚持征韩论遭反对,辞职回到鹿儿岛,兴办名为私学校的军事政治学校,后发动反政府的武装叛乱,史称西南战争,最后兵败自杀。
♦官軍こそ悪役
♦官兵才是反派
しらべぇ編集部では「西南戦争が発生したら、西郷軍ではなく政府軍に味方する?」という内容の調査を全国の20代〜60代男女1,365名に対して取った。
调查编辑部曾以全国20岁~60岁计1365名男女为对象,就“若西南战争爆发,您是否愿意反对西乡军站在政府军一方?”一题进行调查。
すると「政府軍につく」と答えた人は、わずか25.9%。「勝てば官軍」という言葉は、ここでは通用しないらしく、まるで官軍が悪役だ。
结果显示,回答“站在政府军一方”的人仅占25.9%。“胜者为王”这句话在这里似乎并不通用,看起来官兵才像是反派角色。
そして当時の人々も、「義は西郷にある」と思っていた節がある。
而且当时的人们也认为,“大义在西乡一方”。
江戸幕府を倒していざ明治政府が本格始動すると、今度は明治の元勲の中で温度差が生じた。西郷とその盟友だった大久保利通が対外政策で激しく衝突したことは有名だが、何よりも政治家による汚職が深刻化していたのだ。
打倒江户幕府,明治政府开始正式运作时,这次轮到明治元勋产生分歧了。西乡与其盟友大久保利通在对外政策上产生了激烈冲突一事广为人知,不过更为严重的是由政治家造成的贪污事件。
廃藩置県や地租改正を強行する一方、一部の政治家は地元の有力者と癒着し暴利を貪っていた。旧幕時代に士族だった者が、これに不満を覚えないはずはない。
在明治政府强行进行废蕃置县及地租改革的同时,一部分政治家与当地势力沆瀣一气,牟图暴利。旧幕府时代的士族均对此状况非常不满。
♦勝敗を分けた「軍服」
♦决定胜败的“军服”
要は不公平な利権配分が西南戦争の原因になったのだが、この戦いで政府軍は相当手こずった。
总的来说,西南战争的起因是利益分配不公,不过在这场战争,政府军相当棘手。
精強な西郷軍は接近戦を得意とし、刀で政府軍の兵を次々に斬り伏せる。西郷軍の所有する銃は旧式の先込め銃だったが、その性能差を格闘戦でカバーしていたのだ。
精锐的西乡军擅长近战,将政府军接二连三斩落刀下。虽然西乡军所用的是自枪口上弹药的旧式火铳,但在格斗战中的优势弥补了枪械性能上的差异。
ところが、それよりも重要なのは「服の素材」。政府軍の軍服は動物繊維だが、西郷軍のそれは木綿。すると、どうなるか?
不过,相比这些更重要的是“服装布料”。政府军的军服布料是动物纤维,西乡军的则是木棉。那么,有什么不同呢?
木綿は吸水性が高い。そのため雨に濡れると極端に重くなってしまう。一方で動物繊維の服は水を弾き、しかも保温性に優れている。悪天候によりずぶ濡れになった西郷軍の兵たちは、徐々にその体力を奪われていった。
由于木棉吸水性强,在淋雨后会变得相当重。而动物纤维所制的军服不仅防水,保温性也非常好。在恶劣的天气中作战而浑身湿透的西乡军逐渐体力不支。
♦勝者は西郷だ!
♦胜利属于西乡!
こうして西郷軍は追い詰められ、最後は総指揮官の自害という形で決着がつく。
由此,西乡军被逼至绝境,最后以总指挥官玉碎的形式结束了这场战争。
だが、実質の勝利は西郷隆盛が掴み取った。
然而,西乡隆盛获得了实质上的胜利。
巷では西郷を描いた錦絵が堂々と売られ、のちに銅像まで建てられたのだ。明治天皇も西郷の死後わずか12年で恩赦を与え、官位まで贈っている。勝者であるはずの大久保利通が徹底的に嫌われたのとは対照的な結果だ。
绘有西乡画像的锦绘光明正大的在民间贩卖,之后甚至建起了西乡的铜像。明治天皇也在西乡故去仅12年后给予特赦甚至下赐官职。作为对照,身为胜者的大久保利通则彻底的受人唾弃。
日本人はこれからも、「義の人」西郷隆盛をこよなく愛していくに違いない。
而日本人在此之后,亦会无比爱戴“大义之人”西乡隆盛吧。
(编辑:何莹莹)
相关推荐