打破日本社会人情淡薄印象的合租房
沪江2015-04-01 21:01
「日本社会は人情が薄く、近所づきあいがない」と言われる。しかし、日本では近年、見ず知らずの人が同じ屋根の下に共同で暮らす「シェアハウス」が流行っている。シェアハウスには、家賃が安く、他人と交流できるというメリットがある。取材を通し、こういったシェアハウスが若者だけでなく、高齢者にも人気であることが明らかになった。
传闻“日本社会人情淡薄,邻居之间都不来往”。不过,日本近年来,却流行起了一种“Share House”(合租房),即与不认识的人同住在一个屋檐下。所谓合租房,不但租金便宜,还有能与他人交流的好处。笔者通过采访得知,这种合租房不仅是年轻人,连高龄者们都趋之若鹜。
東京都多摩市、多摩川の支流である大栗川沿いに、2階建ての住宅が建っている。ここには、30歳から70歳までの異なる年齢層の20数世帯が一緒に暮らしている。この住宅の特徴は、リビング、キッチン、庭が共用で、住人は2日に1回全員でご飯を食べ、当番制で食事を作っていることだ。
东京都多摩市沿着多摩川支流的大栗河边,建着一栋两层楼的住宅。这里共同居住着从30岁到70岁不同年龄层、二十多个家庭的人们。此合租房的特点是,大家共用起居室、厨房和庭院,租客们每两天一起吃顿饭,并且轮流做饭。
住人の1人である大阪から来た高齢者の女性は、10年前に夫に先立たれ、東京で勤務する息子と一緒に暮らすために東京に来た。しかし、息子の家が狭すぎたため、女性はシェアハウスの部屋を借りて暮らすことにしたが、すぐにここでの暮らしを好きになったという。シェアハウスに引っ越す前、食事は外で弁当を買って済ませていたが、今は自分の食事当番の日を心待ちにしている。以前は、高齢者は人に迷惑をかけるだけだと思っていたが、今は人のために何か役に立っていると思えるからだ。
其中一位住客是来自大阪的女性老年人,10年前丈夫驾鹤西去,为了与在东京工作的儿子一起生活来到了东京。但是,儿子家的居住环境过于狭小,于是她决定租赁一间合租房,而且很快她就喜欢上了这里。在搬来合租房之前,吃饭时她总是在外买个便当就了事,而现在却总是盼望着自己负责做饭的日子。过去老年人总是认为自己会给他人带来麻烦,不过如今却觉得自己是能够为别人做出点贡献的。
シェアハウスでは月に1回住人による会議が行われ、各種イベントの開催について話し合う。たとえば、「みんなで一緒にヨガをしよう」「シェアハウスの近隣住民ともっと挨拶しよう」などの議題が含まれる。この女性は、現地の小学校のボランティア活動にも参加し、小学生に伝統文化を教えている。
ShareHouse每月开一次住客会议,共同商讨各种活动的开展。例如,“大家一起来练瑜伽”、“与合租房附近的邻居加强交流”等等。这位大阪来的老妈妈还参加了当地小学的志愿者活动,为小学生进行传统文化的教育。
東京都練馬区にあるシェアハウスは、完全に若者向けだ。このシェアハウスを運営する会社が打ち出しているコンセプト・理念は、「結婚のパートナーを探す」というもの。ここには全国各地から来た20数名の若い男女が住んでいる。仕事を探すために東京に出てきた人や、東京の大学を出た後、就職先が決まらない若者などが住んでいる。こういったシェアハウスでは、全員が情報や経験を交換できる。
位于东京都练马区的合租房是完全面向年轻人的。运营此合租房的公司打出了“寻找结婚伴侣”的创意理念。这里居住了从全国各地而来的20多位年轻男女。有的是为了来东京找工作的,也有的从东京的大学毕业后,还没有找到工作的。在合租房里,更便于大家交换资讯与经验。
あるシェアハウスは若者を再生させる場所にもなっている。近年、日本では、「引きこもり」の数がますます増えつつある。しかし、ずっと家に閉じこもり、仕事をしない引きこもりは、社会に溶け込むことができない。NPO法人グッド(good!)は、「引きこもり」の社会進出を支援するため、特殊なシェアハウスを提供している。リビングやキッチンの共用だけでなく、ベッドルームには二段ベッドが置かれ、「引きこもり」に、常に人と接する機会を提供している。
某些ShareHouse还成了改造年轻人的场所。近年来,日本的“家里蹲”人数不断增加,这些一直闭门不出、又不工作的家里蹲们,根本无法融入社会。NPO法人good为了支持“家里蹲”走进社会,提供了一些特殊的合租房。住客不仅共用起居室和厨房,连卧室里都放置了上下铺,提供给“家里蹲”们多多与人接触的机会。
こういったシェアハウスには「引きこもり」だけでなく、中国人留学生などの外国人も暮らしている。外国人はこういった「引きこもり」から日本語や漫画の知識を学び、「引きこもり」も外国人と日本に対する新鮮な感覚を共有し、社会進出のための自信を深めていく。シェアハウスはこのように日本の若者が国際化ブームの流れに乗るための手段の一つになっている。
这种合租房里不仅住着“家里蹲”,中国留学生等许多外国人也居住于此。外国人从这些“家里蹲”那里学习日语及漫画知识,而“家里蹲”们与外国人一起分享对于日本的新鲜感受,增强了他们进入社会的自信心。ShareHouse成为了日本年轻人追赶国际化潮流趋势的一种手段。
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(编辑:杨帆)
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