天声人语翻译赏析:扬巧抑拙 谈何容易
沪江2015-08-05 08:34
扬巧抑拙 谈何容易
花見帰りの酔っぱらい集団が五条大橋の上でくねくねと踊り騒ぐ。祇園祭の神輿を先導する男たちも扇片手に乱舞する。四条河原では遊女歌舞伎が演じられる。ともかく暑苦しいばかりのパワーが画面から立ちのぼる
赏花归来意犹未尽的团队在这五条大桥上曲里拐弯地扭动着又跳又闹;抬着祇园祭的神與在前头开路的小伙子们也是一手拿着纸扇狂舞不止;在四条河原游女歌舞伎正在演出,总而言之,一股酷暑难耐的燥热从画面升腾而起。
浮世絵の祖ともされる岩佐又兵衛(いわさまたべえ、1578~1650)作の「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ=舟木本〈ふなきぼん〉)」である。東京国立博物館で開かれている「京都」展で対面し、気圧(けお)される思いがした。御所や二条城、清水寺といった建造物より、凄まじい数の群衆とその生活が主役のように見える
这就是也被尊为浮世绘始祖的岩佐又兵卫(1578~1650)所作的“洛中洛外图屏风 (舟木本) ”。在东京国立博物馆举办的“京都”展上,面对着这套国宝级屏风感觉被一种无法抗衡的气势所压倒。看得出来,众多百姓及他们的生活是作品的主角,而并非御所、二条城及清水寺之类的建筑名胜。
と、訳知り顔に感想めいたものを書いているが、美術の世界に明るいわけではない。秋の日の気まぐれに上野の森へ足を運んだにすぎない。本当は会場で見るより、家に帰って図録を眺める方が落ち着く気もする。まったくの邪道である
佯装懂行地写出了这些貌似感想的东西,其实,对于美术的世界并不通晓,顶多也就算是在这爽朗秋日里,突发奇想来了一趟上野绿荫地而已。说心里话,与其来到这展会上观赏,倒还不如回到家端详画册更消停。真是一派胡言。
絵の巧拙もわきまえない素人ながら、まれにこれはすごいと感じることもあり、現代の画家では山口晃(あきら)さんの作品がそうだった。漫画家の西原(さいばら)理恵子さんによれば「美術界で今一番イカした線を引く男」だ。精巧で細密な技を駆使した作風は、又兵衛作の世界にも一脈相通じる
虽说是个不懂绘画巧拙的外行,可是偶尔也会产生这幅画真棒的感觉。现代画家中山口晃先生的作品就是一例。漫画家西园里惠子女士称其为“当今美术界最善于运用线条的人”。充分发挥精巧细密技法特点的画风与又兵卫作品的世界一脉相通。
絵のうまい下手とは何か。山口さんによれば、中途半端なうまさは鼻につく。いやらしい。それなら下手な方がましである。うまい人は、うまさが鼻につかなくなるくらい突き抜けたうまさに達しなければならない(『ヘンな日本美術史』)
绘画的巧拙究竟是什么?据山口先生称,半吊子的巧不屑一顾,令人厌恶,倒还不如索性拙一点更好。巧者,必须巧到不遭人厌烦的出类拔萃程度(摘引自《怪异的日本美术史》)。
これは絵の世界に限ったことだろうか。恐ろしいことをこともなげに言う人である。
难道这仅仅局限于绘画世界吗?真是个漫不经心语出惊人的人。
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(编辑:杨帆)
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