“赏月贼”:日本中秋独特风俗
沪江2015-09-27 19:56
日本では古くから、夜空にひときわ輝くお月さまに親しみをもってきました。
在日本,自古以来人们就对夜空中格外闪耀的月亮抱有亲近感。
表面の模様をウサギの餅つきする様子に見立てたりして、愛でてきたのです。
因为喜爱,还将月亮表面看作兔子在捣年糕的样子。
そんな親しみ深いお月さまですが日本にはお月さまに因んだ行事が沢山あります。
月亮是那般令人感到亲切,日本自然有很多和月亮相关的仪式与活动。
その中でも最も広まっているのは「お月見」ではないでしょうか?
其中最广为流传的应该就数赏月了。
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お月見とは?
赏月是指?
お月見とは、旧暦の8月15日に月を鑑賞する行事で、この日の月は以下のように呼ばれています。
赏月是指在农历8月15日观赏月亮的活动,在这一天月亮有以下几种叫法。
中秋の名月
中秋之月
十五夜
十五夜(原意指阴历每月十五日的夜晚即满月夜,或特指中秋夜)
芋名月
芋名月(中秋夜里,人们以芋艿,点心,芒草等为供品赏月)
お月見どろぼうとは?
“赏月贼”是指?
戦前から昭和中期にかけて、お月見どろぼうという風習が広まっていました。
从二战前到昭和中期,中秋“赏月贼”的风俗广泛流传。
現在でも、関東地方、近畿地方などに、多く残っているようです。
现在关东,关西还有很多地方保留着这种风俗。
お月見どろぼうとは子供たちのお月見イベントのひとつです。
所谓“赏月贼”其实是孩子们的一项赏月活动。
子どもたちは月からの使者として、ご近所の家からお月見のお供えであるお団子やお菓子をそうっと盗っていくのです。
孩子们作为月亮的使者,从附近邻居家悄悄地偷走供奉神佛用的丸子,点心等供品。
山間部の農村では昔、十五夜の晩だけ、よその畑からイモをどれだけ盗っても赦されたのだそうです。
听说过去在山间农村,仅限于中秋之夜,从别人家的田地里偷白薯会被宽恕。
江戸時代の記録によると、十五夜には芋煮を食べる習慣があったことですし、自然の与えてくれた収穫に感謝して、みんなで分かち合おうとする意味もあったのかもしれませんね。
根据江户时代的记录,中秋夜有吃芋艿火锅的习惯,可能蕴含着感谢并和大家一起分享自然赠予的丰收意味吧。
転じて、お月見のお供えを盗られたら翌年は豊作になるという縁起かつぎの内容になりました。
而也有认为如果赏月的供品被偷了是好兆头,来年能大丰收。
お月見どろぼうの起源とは?
“赏月贼”的起源是?
昔は多くの地方で、お月見の日だけは、人の畑に植わっている芋を勝手に取って食ってもいいという風習がありました。
过去很多地方有一种风俗,那就是仅限于中秋当天,将别人的田地里种植着的薯类随便拿走并吃掉也没关系。
ただし幾らでも取っていいという訳ではなく、道から片足踏み込んだ所までとする、という暗黙の約束があったようです。
但并不是拿多少都没关系,约定俗成只能是从马路上一只脚能踏到的地方。
これは「片足御免」という風習です。
这就是“一只脚免费”的风俗。
昔の日本というのは、このように特定の日にみんなで悪いことをすることを認めて、それによって各種のストレスを解放するという社会的な仕組みができていました。
于是在过去的日本,像这样允许大家在特定的日子里做点小坏事以排解各种压力的社会惯例就形成了。
その後、お月見の日に芋や団子などのお月見のお供えを盗られた農家は豊作になり縁起が良いと言われるようになるとともに、子どもたちが月の使者であると信じられていたことから、お月見どろぼうができたと言われています。
在那之后,人们会说在赏月的日子里用来供奉的芋艿和点心等被偷了的农家就会获得丰收,兆头很好。另外,据说因为孩子们被认为是月亮的使者,所以“赏月贼”这种风俗就形成了。
今では各家がお菓子を用意して盗まれやすい縁側などにおいておき周辺の子どもが盗りやすいようにしています。
如今,各家各户会准备好点心,然后放在外廊等容易被拿的地方,以方便周边的孩子们偷走。
子供たちは「お月見くださーい」、「お月見どろぼうでーす」などと声をかけて、各家を回りお菓子をもらいます。
孩子们会一边喊着“请赏月”“赏月贼来了”,然后去各家要点心。
なんだかまるでハロウィンに子どもたちがお菓子をもらいに「トリックオアトリート!」と言って、各家庭を回るのと同じようなものですね。
不知为何简直就像万圣节里,孩子们为了获得点心,说着“trick or treat”(意为不请吃就捣蛋),然后去各家各户一样。
今の都会ではハロウィンは知っていてもお月見どろぼうを知っている人は少ないでしょう。
如今的大都市里知道万圣节却不知道赏月贼是什么的人大概不少吧。
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(编辑:杨帆)
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