使用中の電子レンジから火や煙が出たという相談が相次いでいるとして、国民生活センターが、食品を加熱しすぎないことなど注意を呼びかけています。国民生活センターによりますと、使用中の電子レンジから火や煙が出たという相談は、全国の消費生活センターに毎年100件前後寄せられていて、食品の加熱しすぎや、内部のゴミが原因であるケースが目立つということです。国民生活センターがこうした相談内容をもとに再現実験を行ったところ、冷めた焼き芋を加熱する実験では、4分ほどで煙が出て、その後、発火しました。また、食品を温めるのに使われているマイクロ波の出口に食品のくずが残っていると、その部分の温度が異常に上がって発火したということです。このため国民生活センターは、量が少ない食品や根菜など水分が少ない食品は加熱しすぎに注意することや、電子レンジの中はこまめに掃除し汚れた状態で使用しないことなどを呼びかけています。国民生活センターの田中秀和さんは「人参や芋など水分が少ない食品は、電子レンジを使用すると思ったより短い時間で温まるので、特に注意してほしい」と話しています。

　　参考翻译：

　　因不少人反映微波炉在使用中起火冒烟，为此国民生活中心呼吁民众别过度加热食物。国民生活中心透露，全国的消费生活中心每年都会收到100例左右的微波炉工作时起火冒烟的报告，其中大部分是由食物加热过度和炉内残留的食物碎屑和污垢引发的。国民生活中心根据这些反映内容进行了模拟实验，在加热冷却的烤白薯实验中，微波炉在4分钟左右冒烟进而起火。另外，加热食物的微波发射口一被残留食物碎屑堵住，就会造成这部分的温度异常升高进而起火。为此，国民生活中心呼吁民众，少量的食物和根茎类蔬菜等水分少的食物别过度加热，微波炉要常用常清洁，不要在有污垢的状态下使用。国民生活中心工作人员田中秀和表示：“萝卜和白薯等水分少的食物实际加热时间短，所以要特别小心”。

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