不为人知的“聚餐恐惧症”
沪江2015-05-10 20:10
入社や異動でやってきた新人や同僚。早く打ち解けようと飲み会を開いても一切参加しない、ランチに誘っても全然来ない…そんなケースがないだろうか。もちろん、「プライベートの時間を削られたくない」「外食のお金がもったいない」などの理由は人それぞれだろうが、実は「他人と一緒に食事ができない」という症状に悩んでいる人も一部にいるという。
有些新入公司、岗位异动而来的新人或是同事,就算是早早结束工作开始酒会也全都不会参加,收到午餐的邀请也都不出席…你身边有这样的情况吗?当然,“不想消减私人时间”、“在外吃饭太浪费钱”等理由多种多样,实际上还有一部分人存在类似于“无法和大家一起进餐”的烦恼。
「『会食恐怖症』と呼ばれる神経症(不安障害)で、対人恐怖症の一種です。家族や親しい友人以外との外食など、特定の食事の場面においてだけ不安感が強くなり、食事がのどを通らなくなってしまいます。原因は様々ですが、過去に飲み会で恥をかいたことがあるなど、ちょっとしたミスがトラウマになり、次第に人前で食事をすることに不安を覚えてしまったりするんです」
“这是一种被称为‘聚餐恐惧症’的精神症状(不安障碍),是人类恐惧症的一种。对于和家人、亲密的朋友以外一起吃饭等,这种特定的用餐场合感到强烈的不安,导致食不下咽。其原因也多种多样,例如在以前的酒会上遭遇过耻辱等,因为一点点小失误引发了事端,从此与大家一起吃饭的时候,不安的感觉留下了阴影。”
こう教えてくれたのは、飯田橋光洋クリニックの院長・市川光洋先生。市川先生によれば、こういった症状に悩まされるビジネスパーソンで診察に訪れるのは20~30代が多く、男女比は同じくらいだという。
告诉我们这些的是饭田桥光洋临床医院的院长・市川光洋医生。市川先生说道,为这种症状而烦恼不已来到诊所诊察的大多都是20~30代的公司职员,男女比例相当。
「人は一度不安を覚えると、それを回避しようと行動が萎縮してしまいます。あれもこれもと避け続けているうちに、人と話すことすらできなくなってしまうこともあります」
“人一旦感受到不安,就会采取回避这种情况的行动,就在这样那样的持续回避行动中,渐渐变得无法和人们进行交流。”
症状の改善には、抗不安薬などを服用する手があるが、「これを飲まないと不安」という状態が続き、薬に依存してしまうことも。そのため、心理学的な側面から病状の鎮静・治癒を図る精神療法で解決していくことが多いそうだ。
为了改善此症状,服用抗不安的药物是手段之一,如果“不喝药仍会感受到不安”的状态一直持续,就已经对药物有所依赖。因此,很多人都选择从心理学的方面改善症状,用镇静、治愈的精神疗法来治疗。
「まず、自分がどういう場面で不安を覚えるのかを書き出してもらいます。そして、商談を兼ねた会食、会社の飲み会、同僚とのランチが挙がった場合、まずは手をつけやすそうな部分、例えば、同僚とのランチに参加することから行動を変えていきます。その際、必ずしも食べなくてもいいんです。不安があっても、そこに行くという行動を起こすことが重要な一歩。自分のできることを徐々に増やし、不安を和らげていくのです」
“首先,将令自己感到不安的场面列举出来。然后,在带有商谈性质的聚餐、公司的酒会、和同事的午餐中,先将容易处理的部分下手,例如从和同事的午餐聚会着手改善自己的行动。那个时候,也不要勉强自己一定吃饭。就算有不安,当决定参加这样的聚餐并且有所行动就已经迈出了重要的一步,随着自己能够做到的事情渐渐增多,不安的情绪也会渐渐缓和。”
実際に症状を抱えている人は、どのように向き合っているのだろう?会食恐怖症の人のための情報サイト「FD cafe」管理人に聞いた。
实际上,真正有着这种症状的人是怎样面对的呢?我们向面向聚餐恐惧症患者的信息网站“FD cafe”进行了询问。
「私自身は、子どものころ、学校給食を『残さずに食べなきゃいけない』というプレッシャーがきっかけでした。そのため、自分の場合は、食べる量が決まっているランチなどはつらいものの、飲み会やバイキング形式など、誰がどの程度食べているのかを気にしなくてよい場なら大丈夫です。自分の苦手な場面がわかっているので、人と食事をする時はランチではなく飲み会を提案するなど、コミュニケーションに支障が出ないようバランスをとって対応しています」
“我自己在孩童的时候因为在学校食堂中‘不可以剩饭’的条例而感到压力,以此为契机患上此症状。因此,在自己一个人吃饭的情况下,合理的决定食物的分量都是一件艰难的事情,不过在聚会、自助餐的形式下,不会去注意别的人吃了多少饭的场合下就没问题。因为清楚地知道自己不擅长应对的场面,所以和别人一起吃饭的时候不选择共食午餐而提议酒会等,以选择某种不会出现交流障碍的平衡点来对应。”
症状に悩んでいても、カミングアウトできずに抱え込んでいる人が多いそう。「FD cafe」管理人は、「言い出すのはかなり勇気がいること。パートナーなど、誰か一人でもわかってくれる人がいるだけで、気の重さがだいぶ違い、改善につながることもあるのではないでしょうか」と話す。
不过好像还有很多人即便为这种症状所烦恼,也不会挑明而默默负担着。“FD cafe”的管理员说:“说出口需要相当大的勇气。在伙伴当中,只要有一个人能够理解这样的心情,本人沉重的心情也会大有不同,这可能还关系到症状改善。”
当人が会食恐怖症かどうかは、見た目にはわからない。まずは、こういった症状に悩まされている人の存在を理解することが、状況改善の第一歩となりそうだ。
当事人是否患有聚餐恐惧症,单是看外表是看不出来的。首先,要认识到存在能够理解这样症状的人,是改善此症状的都一步。
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(编辑:杨帆)
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