2015年版「QS世界学生都市ランキング」が発表され、「留学費用を安く抑えることができる都市」として日本からは大阪が6位にランクインした。1位は同率でメキシコシティと台北。日本の都市のうち、大阪以外で上位20位以内にランクインしたのは、13位の京都、17位の東京。東京は「総合ランキング」では7位だったものの、留学費用に関してはそれよりはるかに低い順位となった。

　　2015年度QS世界学生都市排行榜已经发布了。日本的大阪府在“能够减轻留学费用的都市”中排行第六位。并列第一的是墨西哥城和台北市。日本的其他上榜城市除大阪外，还包括排行第13位的京都、第17位的东京都。东京都虽然在“综合榜单”上位列第七，但在留学费用相关榜单上的排名却相当靠后。

　　上位20位までをみると、中国からは11位に上海、13位に北京(京都と同率)、15位に香港が入っている。

　　榜单的前20位中，来自中国的城市有排名第11位的上海，第13位的北京(和京都并列)以及排名第15位的香港。

　　同ランキングは、英国の大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ( QS )」がまとめたもの。同じく QS がまとめた「 QS 世界大学ランキング」に入った大学がどれくらいその都市にあるか、その順位はどうか、留学生の比率や暮らしやすさ、就職率、留学費用といった5つの尺度から世界の都市を評価している。

　　以上的榜单是由英国大学评价机构( Quacquarelli Symonds ：QS )总结的。榜单根据同样由 QS 总结的“ QS 世界大学排行榜”中入列的大学在一个城市中有几所、它们的排名先后、留学生所占的比率以及宜居程度、就职率、留学费用等5个指标来评价世界都市。

　　総合ランキングおよび尺度ごとのランキングが発表されている。今回はこのうち、留学費用のランキングに焦点をあてる。

　　综合排名以及各分指标排名(注：指上文中注明的就职率、留学费用等榜单)已经公布了。在本次公布的榜单中，留学费用榜单成为了大家关注的焦点。

　　なお、この留学費用ランキングは、授業料の平均および「iPad指数」「ビックマック指数」「世界生計費調査(米人事コンサル大手マーサー社による世界で最も包括的な生計費調査)」といった尺度を基に順位がつけられている。

　　而且，上述留学费用排行榜是以平均学费、还有“ IPAD 指数”“ BigMac 指数”“世界生活费调查(此处指由美国人事顾问企业莫瑟尔公司发布的‘世界最全面生活费调查’)”为指标作为基准来进行排序的。

　　■大阪(日本)総合48位

　　■大阪(日本)综合排名48位

　　食べ物のおいしさや大阪弁など独特な文化

も注目。

　　大阪的美食和方言等独特的文化也受到了关注。

　　東京や京都より留学費用が掛からないとされた大阪だが、QS世界学生都市ランキングに登場したのは今年が初めてだ。マーサー社の世界生計費調査によると、大阪の物価は世界のなかでもかなり高い(214都市中23位)ものの、7位の東京よりは安い。

　　与东京或京都相比，在大阪留学省了不少钱。但大阪上榜 QS 世界学生都市榜单，今年却是头一回。根据莫瑟尔公司的世界生活费调查，大阪的物价即使在世界范围内也相当高(在214座都市中排行第23位)，不过比起排行第7位的东京来说还是靠后一些。

　　授業料に関しても同様の差が出ている。QS世界大学ランキングに入っている大阪市内の大学において、留学生が授業料として支払う額は平均して年5000ドルだが、それに対し東京では同7700ドル、京都では同9000ドルだ。

　　而在学费方面，同样有差异。进入 QS 世界大学排行榜的大阪市内的大学中，留学生平均每年支付的平均学费为5000美元，不过与此相对，东京为7700美元，京都为9000美元。

　　大阪は、学生都市ランキングの総合順位では48位となっている。東京や京都にならび、日本を代表する都市だが、食べ物のおいしさや堅実な市民性、大阪弁の独特さにより海外からも注目されている。

　　大阪在学生都市榜单中的综合排名为第48位。与东京、京都同为日本的代表性都市，但相比之下，美味的食物、朴实的民风等独特的大阪文化更受海外国家瞩目。

　　QS 世界学生都市ランキングの中の「暮らしやすさ」でも17位と比較的高い順位を獲得している。これは、大阪が英経済誌『エコノミスト』発表の2014年版「世界で最も住みやすい都市」のランキングでは12位に入り、国家比較統計サイト「Numbeo」では世界一安全な都市と評されるなど、生活の質が非常に高いことが決め手となった。大阪市内では3大学が2015-16年版の QS 世界大学ランキングに入っているが、同市で最高峰となる大阪大学は、世界で58位を記録した。

　　QS 世界学生都市排行榜中，在“宜居排行榜”上，大阪也取得了第17位这样较高的排名。大阪在英文杂志《经济学人》发表的2014年度“世界最宜居城市”的排行榜中也排名第12位;在国家比较统计网站“Numbeo”上大阪也被评为全世界最安全的都市等等，生活质量高也成为下评断决定性的一点。大阪市内有三所大学进入了2015-2016年度 QS 世界大学排行榜，三所大学中排名最高的大阪大学在世界范围内排行第58位。

　　■2015年「留学費用」ランキング結果(上位20都市、カッコ内は国名)

　　■2015年“留学费用”排行榜的结果(取榜单前20名、括号内为国名)

　　1位　　メキシコシティ(メキシコ)

　　第1位　墨西哥城(墨西哥)

　　2位　　台北(台湾)

　　第2位　台北(台湾)

　　3位　　ベルリン(ドイツ)

　　第3位　柏林(德国)

　　4位　　ウィーン(オーストリア)

　　第4位　维也纳(奥地利)

　　5位　　ミュンヘン(ドイツ)

　　第5位　慕尼黑(德国)

　　6位　　大阪(日本)

　　第6位　大阪(日本)

　　7位　　マドリード(スペイン)

　　第7位　马德里(西班牙)

　　8位　　バルセロナ(スペイン)

　　第8位　巴塞罗那(西班牙)

　　9位　　サンディエゴ(アメリカ)

　　第9位　圣地亚哥(美国)

　　10位　プラハ(チェコ)

　　第10位　布拉格(捷克)

　　11位　上海(中国)

　　第11位　上海(中国)

　　12位　ブリュッセル(ベルギー)

　　第12位　布鲁塞尔(比利时)

　　13位　北京(中国)

　　第13位　北京(中国)

　　13位　京都(日本)

　　第13位　京都(日本)

　　15位　香港(中国)

　　第15位　香港(中国)

　　15位　ブエノスアイレス(アルゼンチン)

　　第15位　布宜诺斯艾利斯(阿根廷)

　　17位　東京(日本)

　　第17位　东京(日本)

　　17位　ヘルシンキ(スウェーデン)

　　第17位　赫尔辛基(瑞典)

　　17位　モスクワ(ロシア)

　　第17位　莫斯科(俄国)

　　20位　モントリオール(カナダ)

　　第20位　蒙特利尔(加拿大)

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（实习编辑：高奕飞）