日本新娘称呼的演变:从華嫁与花嫁看日本文化
沪江2016-11-30 10:12
ある結婚情報誌が「華嫁」ということばを使っている。ほかの結婚情報誌とはちょっと違い、この情報誌がターゲットとするのは30 代の女性。「可愛いだけじゃ物足りない,大人の華嫁へ。」というメッセージが添えられている。より多くの人生経験を積み、酸いも甘いも、そして自分自身のこともよく知ってから結婚へと歩みだす30 代の女性に、「花嫁」よりも華やかさや輝きを増したイメージのある「華嫁」ということばをあてている。
某婚庆杂志使用了“華嫁”这个词。与其它婚庆杂志有所不同,该信息杂志的目标读者群是30岁年龄层的女性。词中暗含有“光是可爱还不够,要成为成熟有韵味的新娘”这一信息。对拥有更多的人生经验、知人间酸甜,在更了解自身后才步入婚姻殿堂的30岁年龄层女性来说,暗含有比“花嫁”更华丽更闪耀这一印象的“華嫁”一词更为贴切。
「女性は,クリスマスケーキと同じ(= 25歳・25 日を過ぎたら売れ残り)」などと言われていた 1980 年代以前。『29 歳のクリスマス』というドラマがヒットした1990 年代。かつて日本の社会では、「花嫁」となるにはあたかも“賞味期限”があるかのように言われていた。若いうちに「花嫁」になることが多くの女性たちのあこがれだった時代、結婚退社する女性は、退社日に、「花婿」となる男性が花束をもって迎えにきて会社を去っていったという話も聞いた。そんなことが似合うのも、20 代の「花嫁」だからこそか。その当時には、まさか「華嫁」という表現が30 代以上の女性に使われる時代がくるなどとは考えられなかったに違いない。
1980年代前有这样一种说法:“女性和圣诞节的蛋糕一样(=25岁/25日过了以后就是剩余品)”。1990年代电视剧《29岁的圣诞节》大火。在过去的日本社会,说着要成为“花嫁”就仿佛隐含了有“保鲜期”的意思。在女性们还憧憬能够尽可能早地结婚的年代,据说在因结婚而退社的女性的退社日当天,要成为“花婿”(新郎)的男性会带着花束来接她离开。也正因为都在20多岁成为新娘,才会出现这种现象吧。当时的人肯定想不到,会有将30岁以上结婚的女性形容为“華嫁”的这一天吧。
「華」と「花」。もともとあったのは「華」という漢字であり、「花」は「華」の略字としてつくられた。中国・六朝時代の 5 世紀ごろ、意味を表す部分「艹」(くさかんむり)と、同じ音(カ)を表す字「化」とを組み合わせてつくられたという。
“華”与“花”。本是先有“華”这个汉字,而“花”是作为“華”的简写出现的。在5世纪的中国六朝时代左右,将表意的“艹”(草字头)与表音的“化”(カ)组合而造出“花”字。
いま,国語辞典で「はな」および「はな○○」ということばを調べると、ほとんどのものに「花」が使われている。もちろん「はなよめ」も、国語辞典に掲載されているのは「花嫁」のみである。一方、「華」は、「華々しい」「華めく」「華やか」「華やぐ」など「はなやか・華麗」の意味をもったことばや、「華のある芸」「火事とけんかは江戸の華」など、限られた語の中ではあるが使われ、「花」とは違うニュアンスも帯びながら、略字「花」にとって代わられることなく存在し続けてきた。
现在在国语字典中检索“はな”(花与華的平假名)或者“はな○○”,发现使用的基本都是“花”。当然国语字典中记载的“はなよめ”(花嫁与華嫁的平假名)也只有“花嫁”这一种用法。同时,“華”被用于“華々しい”、“華めく”、“華やか”、“華やぐ”等表达华丽、艳丽之意的词,以及“華のある芸”(出色的表现)、“火事とけんかは江戸の華”(江户男儿多争斗)等固定用法中。“華”与“花”的语感有所不同,因此并没有被简写体“花”所取代,而是依然存在。
女性たちは、かつて、勝手に“賞味期限”をもうけられた「花嫁」ということばに縛られることなく、「花」から「華」へと自分たちを“昇華”させ、新たな価値をつくり出そうとしているかのようだ。
女性们似乎不再被带有过去强加的“保鲜期”意味的“花嫁”一词束缚,将自身由“花”深化为“華”,努力去创造自己新的价值。
(实习编辑:杨月)
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